2024年に国連総会に提出される予定の「新サイバー犯罪条約」が、日本の漫画産業に大ダメージを与える可能性があると山田太郎議員が警告しています。
詳細な説明は動画を閲覧してもらうとして…
これが採択され、日本もこの条約に参加するとなると、主に児童ポルノにあたる女子高生の性行為描写などが犯罪(閲覧含む)になってしまう可能性が高いとの警告が出てきています。
これまで非実在キャラは見逃されてきた
割と多くの先進国では、すでに「児童に見える時点でアウト」と、実在する人間か否かに関係なく、漫画やアニメ、ゲームなどすべての非実在の未成年キャラの性描写を厳しく規制している背景があります。
しかし現在、日本国はその流れに賛同しておらず、表現の自由として「非実在キャラは年齢の確認のしようがない」と、漫画、アニメ、ゲームの未成年キャラの性表現を認めてきました。
要は、これまで日本では当たり前として認められていた女子高生の性行為などの描写が100%アウト(犯罪)となる可能性があるのが新サイバー犯罪条約です。
新サイバー犯罪条約(草案)で規制される可能性があるもの
山田太郎議員の解説によると、以下の通り。
1. 漫画、アニメ、ゲーム
まず、日本が誇る文化である漫画、アニメ、ゲーム、これらすべてのコンテンツで未成年者の性表現が規制され、販売、譲渡、保存、閲覧に至るまで犯罪となります。
2. 未成年の性表現
具体的に性表現とは、性行為、全裸、乳首の描写などはもちろん、着衣での乳首ポッチなども含み「性的な表現である」と判断できるものはすべてアウトとなります。
大きくは上記の規制が問題です。
Amazonの電子書籍資産がヤバい可能性がある
現状でもアメリカでは児童ポルノに関して厳しい罰則があり、その中でもAmazon Japanではロリ系の漫画が販売されてはいます。
しかし、国連にて新サイバー犯罪条約が可決された場合、例え日本がそれに加盟しないとしてもグローバル企業であるAmazonは既存のロリ系電子書籍を一掃してしまう可能性があります。
現に、Amazonでは有害図書に指定され、JSエロの漫画の中にはあまりにもロリすぎるという理由で「無邪気の楽園」や「分校の人たち」を販売禁止したこともあります。(現在も販売されていません)
ちなみに、私はそういった理由からAmazonを捨て、エロにめっぽう強い国内企業のDMMブックスに乗り換えた経緯があります。
新サイバー犯罪条約が草案のまま可決され、かつ日本も加盟するとなればDMMブックスであっても完全アウトになってしまうのですが…
もし、日本は加盟しないが、草案のまま国連で可決された場合は、Amazonがどういった動きに出るのか先読みしてDMMブックスに乗り換えてしまう、というのもひとつの手かもしれません。